20140901

自動車保険と暴対法

自動車保険に限り、暴力団対策、事故賠償を優先

パトカーの画像

反社会的勢力への対策として、暴力団関係者との取引を見合わせていた損害保険会社が、 自動車保険では、契約を認める方向と、共同通信が伝えています。

損保、自動車保険に限り契約容認 暴力団対策、事故賠償を優先 - 47NEWS(よんななニュース)

自賠責法は、交通事故の保険金請求の業務では、バイブル的存在ですし、暴対法も、契約書作成の業務では、「反社会的勢力」の排除条項を書くことも多いので、どちらも理解しているつもりでした。
しかし、この2つが直接的にかかわる「暴力団関係者の自動車保険」の問題には、気づいていませんでした・・・

無保険車両が、全体の 1/4 ほどあるという統計を見た時にも、ピンとこずに「なぜだ・・・」という感覚でした。こういったことが、かかわってくるんですね。

金融庁も暴力団との関係遮断の例外として、認める見通しです。

交通事故の被害者救済という、自賠責保険の趣旨からして、この現実路線への転換は良いことであると思います。被害者となってしまった方は、加害者がどんな人であっても、救済されるべきですから。

今月から、損害保険各社で対応が始まります。まぁ、まさか保険会社の営業さんが、暴力団事務所へ営業へは行かないでしょうが・・・
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